ギリシャと引き分けたくらいで絶望する莫れ

 

思ったほど「首の皮1枚」でなかった。日本代表、グループリーグ突破の可能性(小野寺 俊明) - 個人 - Yahoo!ニュース

ほぼ御意だ。

ギリシャは、勝ち抜きの可能性を与えられたので、コートジボワールとはガチで試合をしてくれるだろう。コロンビアは勝ち抜きを確定させたので、控えメンバーで構成してくる可能性が高い。

また、冷静に確率的に考えてみるべきである。人間の脳は確率に対して錯乱しやすいと池谷先生も言っていたし、今回もみんな錯乱モードに陥って、勝手に絶望しているだけではないだろうか。
まず、3チームが決勝トーナメントの枠を競うわけだ。勝ち点と得失点差で考えると、「コートジボワール>日本>ギリシャ」という順で勝ち上がる可能性が高い。それぞれ、65%,25%,15%くらいだろう(テキトー)。25%くらいで絶望していたら人生生きていけない。じゃんけんで2回連続で勝つのと同じ確率じゃねーか。俺なんか、じゃんけんで11回連続で勝ったことあるぜ。
よゆーよゆー。いけるいける。

わはは。ということで、応援するぜー。

入門者による仏教メモ

完全私的メモ

 

仏教の大前提

・輪廻転生に対して否定的

・輪廻転生から解脱するのが目的

輪廻とは、永遠の命を保証されながら無期懲役刑を受けているようなものではないだろうか

 

仏教とキリスト教の根本的な違い

仏教:自力信仰

キリスト教:他力信仰

 

呉智英曰く

仏教-覚りの宗教

キリスト教-救いの宗教

『つぎはぎ仏教入門』より引用

 

大乗仏教は形式を考えれば、「救いの宗教」となっているが、「覚りの宗教」である仏教がなぜ「救いの宗教」となったのか。そこまでの流れが難解。不明。

龍樹の中論が大乗仏教において重視されているが、その理由がわからない。大乗仏教の論理と釈迦が唱えた論理は違うものに見える。しかし、『中論』は、釈迦の論理を徹底化したように感じた。だからこそ、大乗仏教で中論を重視されているのが不思議。

 

ナーガルジュナの仏教は、意外なことには、或る意味では最初期の仏教の正当な発展であると解してもさしつかえないであろう。

『龍樹(中村元著)』より引用

 

ところが、ナーガルジュナにいたって、一大展開がなされたのであった。いやあるいは、釈迦の本心に返ったというべきか

『宗教原論(小室直樹著』より引用

 

そう。ナーガルジュナは釈迦の教えを忠実に解した。しかし、大乗仏教の教えは、釈迦の教えを拡大解釈して曲解しているようにしか思えない。そのギャップが解せない。ここは勉強不足としか言い様がない。

 

まあこんなところ。

 

 参考文献

龍樹 (講談社学術文庫)

龍樹 (講談社学術文庫)

 

 

つぎはぎ仏教入門

つぎはぎ仏教入門

 

 

 

日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか

日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか

 

 

 

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

 

 

 

仏教入門 (岩波ジュニア新書)

仏教入門 (岩波ジュニア新書)

 

 

 

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

 

 

 

 

 

ネットフリマの詐欺師から破竹の勢いで代金を督促されている

とっても愉快。

↓みたいなメッセージがいくつも来る。もっと送ってー。

 

 はやく、早急にお願いいたします

急いで!

急いで!

早く!

早急に!

すばやく!

火事のときは、どうするの?

すばやく動くんだよ!

だからその時のように、すばやく!

激しく!

早急に!

お願いいたします

 

 

 

激しくっ!

高校数学で一番おいしいところ

パソコンの電池がなくなるので超速攻走り書きメモ。誤字脱字歓迎エイ!

 

小学生のときから中学高校と12年間数学を学ぶのだけれど、結局、日常生活で一番役に立つのは小学生で習う四則演算。

 

高校で習う確率・統計、微分積分、その他もろもろは学問の世界では、使用するのだけれど日常生活ではあんまり役に立たない。

 

まあ確率統計は実際の計算は出来なくてもいいけれど、確率統計的センスは持っていたら、騙されにくくなるかな―ってくらい。

 

微分積分はなにそれ?おいしいの?レベル。

ビブンセキブン!カタカナにしたらおいしそうになるかなと想ったけれど、書いてみたら普通にまずそうだ。ビブンセキブン!ブンブンブン!

 

なんの話だ。

 

そーそー、頑張ってこんなに数学を学ぶのに、あんまり役に立っていないのが悲しい。それで、もう一度胸に手を当てて本心に問いただしたら、高校数学でも役に立っているところがあることに気がついた。

 

そう。高校数学で一番おいしいところは、集合論のところじゃないかと。

 

AUBみたいな。

p→qみたいな。(←必要条件、十分条件のやつ)

対偶・逆・裏みたいな。

背理法も忘れちゃダメ。

 

そこら辺の単元。

中学数学の関数で躓いても、高校数学のなんだろ、まあどっかに躓いても、この集合論の単元は完全に独立しているから、誰でもいつでも勉強できる。それも役に立つっていう、めっちゃ美味しいよ。

 

やれロジカルシンキングやら、やれ論理的文章の書き方やら、最近の意識の高い人たちは声高に叫ぶのだけれども、結局はそれらは集合論に行き着く。世間一般で言われるロジカルシンキング形式論理学が元になっていて、その形式論理学集合論にたどり着く。演繹法だって帰納法だって集合論よ。

 

わざわざロジカルシンキングなんて張り切らなくても、高校で習う集合論をマスターしたら事足りちゃうよ。って思うのです。

 

何かに悩んだら、その要素を集合のベン図で書いてみたら、すんげー単純に解決できたりってよくあるよ。マジで。これキレいに分かりすぎて、怖くなるくらい。

 

それと対偶を使ったら、めっちゃ賢くみえるし。ちなみに、「人類みな兄弟」の対偶は「兄弟あらずんば人にあらず」、ね。え?賢そうじゃない?しらねーわ。電池ないんだ。

 

背理法は使いこなせてないけれど、使いこなしている人見て、すんげーかっけーって思ったことあります。かっけーって思われたかったら、学ばざるべからず(←こういう二重否定表現も集合論ですぐに説明できちゃうし!)。

 

ヤバい。パソコンが電池ないよってピコンピコン唸り始めた。

気分はウルトラマン!エイ!

 

とにかくね、ビブンセキブンブンとか確率統計とかは後に置いといていいから、集合論だけでも学べば生活上とっても役に立つぜっていう話。あんまり役に立つ事例挙げてないけど。

 

中学数学で挫折しても、高校数学で挫折しても、この集合論だけは、いつでも誰でも学べるのだから、学ばない手はなし。

 

大学生のレポートを書くときも、

悩みを解決するときも、

商売にも、

 

いつでもどこでも役に立つ。

 

さあ高校数学の教科書をタンスから引っ張りだそう。

 

シュワッチ!

韓国の学校で教えられる韓国語の優秀性3つ ウソ・ホンネ

筆者は韓国で中高時代を過ごしました。「国語(韓国語)」の授業は特に難しく、文学は反日的なものが多いので、苦労しました。

今では授業の内容のほとんどを忘れてしまったのですが、「韓国語の優秀性」についての教育はしっかり記憶に残っています。韓国では、中学でも高校時代でも、「ウリマル(私達の言葉=韓国語)の優秀性」について教えられるのです。

筆者が記憶する限りでは、そのポイントは3つ

・科学的で合理的
・創造的
・情報化社会において有利

です。

1つずつ、少し説明していきましょう。

 

1,科学的で合理的

ハングル(≒韓国語)は世宗大王が民衆を啓蒙するために創った言語です。そのため、民衆にも分かりやすいように設計されています。実際にハングルを読むのは簡単です。日本人でも本気出せば1日で、意味がわからなくても音を読むことはできるのではないでしょうか。子音と母音の記号を覚えたら、すぐに読めるようになりますよ。例を挙げましょう。

ハングルの"ハン"は"한"と書きます。分解すると以下のとおり。

子音:h=ㅎ

母音:a=ㅏ

子音:n=ㄴ

→ㅎ+ㅏ+ㄴ=한=han

簡単でしょう?子音と母音の記号さえ暗記すれば韓国語はすぐに読めるようになるのです。さすが、我らの世宗大王!

韓国人が韓国語が合理的だと主張するのも頷けます。

ただし、このハングルが創られたのは、16世紀。ひらがなが平安時代に、アルファベットはフェニキア文字にまで遡ることを考えると、だいぶ新しい文字ということになります。新しいのだから、合理的であるのは当然とも考えられるでしょう。むしろ、それまでずっと独自の文字がなかったことを恥ずべきではないのだろうか。

という主張も成り立つわけですよ。というか、この主張は、韓国の中学の歴史の先生が言っていました(笑)。意外と、韓国にも自国の歴史を批判的に見られる人もいるんですよ。

とにかく、批判もあるにせよ、ハングルが合理的であるのは間違いないでしょう。

 

2,創造的

ハングルは創造的な言葉らしいです。ごめんなさい、根拠は忘れました(笑)。そう言うのだから、そうなのでしょう。ジョブズiPadを瓦割りして悔しがるほど創造的なはずです。もう知りません。

 

3,情報化社会に有利

ハングルはタイピングしやすい言語なので、情報化社会に有利な言語だそうです。左手では子音、右手では母音を打つというふうに割り当てられているので、実際に打ちやすいですし、本当に韓国人はタイピングが速いです。ただ、これはハングルが優秀というより、キーボードの配列が優秀なのでしょう。というか、QWERTY配列が打ちにくいだけな気も。

ハングルを使ったところで、情報化社会で有利になるとは思いませんが、速くタイピングを打ちやすい言語(キーボード配列)であるというのは事実と言えます。

 

だが、韓国語は世界に広まらない

以上の3つが韓国の学校で教えられる「韓国語の優秀性」です。幼い時から、このように叩き込まれるわけですから、良くも悪くも韓国人は韓国語に対して誇りを持っています。こんなに優れた言語なのだから、もっと世界に広めようではないか、そういう主張をしています。

韓国語の優秀性を拡めるために、わざわざ韓国語のスピーチ大会まで開かれるほどです。でも、韓国語でスピーチをするので韓国人しか理解できないのですけどね(笑)。韓国語で主張しては全く外部には拡がらないという悲しい現実があります。

だいいち、言語なんていうものは、優れているから使われるというものではありません。そんなこと言ったら、英語が一番優秀な言語になってしまいます。英語なんて、それでカネを稼げるから使うだけであって、優れている言語だから使うという人は滅多にいません。日本語を学ぶ外国人のほとんども経済的な理由、もしくはアニメを見たいなどの文化的な理由が、主でしょう。

特定の言語が広まる理由は、経済的な要素>>文化的な要素>>>>>>>>>>>>>>>>>>>その言語の優秀性、となると考えられます。

 したがって、韓国人が韓国語の優秀性を主張して、韓国語を世界に拡めようとするのは的はずれな行為なわけです。本当に韓国語を拡めたいのなら、経済大国になるか、文化的な面で主導権を握るしかありません。

しかししかし、韓国人の行為が的はずれだと指摘する筆者の主張も的はずれです。私ごときが指摘する内容を韓国のエリート達が、気づいていないはずがありません。気付いているのに、それでもなお韓国語の優秀性を教育し続けるのは、単純に愛国心教育の一環だからでしょう。これで、韓国語が世界に広まるとは微塵とも考えていないはずです。

愛国心を植え付けることができたら、彼らにとっての目的は達成されているのでしょう。。

私自身もある程度の愛国心教育は必要と考えているので、否定はしません。

これからも科学的で合理的で創造的で情報化社会に有利な韓国語を、それを使う韓国人を、暖かく見守っていこうと思います。 

 

さくらのブログの良いところ・悪いところ

※この記事は、「さくらのブログ」というキーワードで検索して来られた方向けに書いています。さくらのブログってなんじゃらほい?という方はこちらをご参照ください→さくらのブログ|機能詳細|レンタルサーバーはさくらインターネット

 

まず、結論から書きますと、数ある有料ブログの中でも一番好きなサービスだったが(過去形)、仕様が遅れてきているので、現時点ではあまりおすすめできません。

では具体的に良いところと悪いところを説明します。

さくらのブログの良いところ

まずは良いところから

1,広告が表示されない

有料ブログなら、基本中の基本ですが、一番おいしいところでもあるので重要ですね。広告は一切表示されません。

 

2,カスタマイズがしやすい

さくらのブログは、Seesaaブログのブログエンジンが搭載されています。Seesaaブログを利用した方ならわかると思いますが、細かいところまでカスタマイズができる仕様です。htmlとcssが弄れるのは勿論のこと、ブログパーツごとのhtmlも弄れます。簡易的なWordPressMovable Typeというイメージでしょうか。

また、Seesaaブログのカスタマイズ方法はネット上にも多く情報があるので、さくらのブログもそれを参考にカスタマイズすることができます。

 

3,SEO的に弱くない

さくらのブログのドメインは、「○○○.sblo.jp」です。このドメインは検索エンジンに嫌われていません。特定のブログのドメインが好かれるということは一時的にあっても、長期的にはありません。ですが、嫌われたら、長い間嫌われ続けます。たとえば、FC2ブログや忍者ブログの一部のドメインは、Google八分されてしまっています。

なので、ドメインが「好かれている」という情報は長期的にはあまり意味を持ちませんが、「嫌われていない」ということはとても重要なポイントとなります。

 

4,安い

有料ブログの中で、さくらのブログは圧倒的と言えるくらいに安いです。ライトプランは年間で1500円、月額で換算すれば、125円になります。ライトプランと言っても、ブログの機能に制限があるわけではなく、容量が少ないだけです。その容量も10GBあるので、よほど画像を大量に投稿しない限り足りなくなるということはないでしょう。

では、他の有料ブログと比較してみましょう。今書いている、「はてなブログ」の有料プランは、2年間の一括払いをしても、月額相当583円になります。人気の、「ライブドアブログ」も最低価格では月額315円で、しかも広告を挿入されてしまいます。他にもジュゲムブログやgooブログなどありますが、全て月額200円以上します。

比べてみたら、さくらのブログの年間1500円というのがどれだけ安いかわかりますね。

 

5,50個までブログを作成できる

さくらのブログは、なんと50個まで追加でブログを作成することができます。他の有料ブログは1個しか作れません。「はてなのブログ」は複数作ることが出来ますが、それでも10個までです。そもそも、そんなにブログを作らないという人がほとんどかもしれませんが、私はテーマごとにブログを作るので、50個くらいでちょうど良いです。かなり個人的な理由になりますが、ブログを50個作成可能というのはメリットだと感じています。

 

以上の5つがさくらのブログの良いところです。対して、悪いところは1つしか思いつきません。しかし、その1つの悪いところが致命的になってきています(現在進行形)。それが、さくらのブログをあまりおすすめできない理由です。

 

さくらのブログの悪いところ

1,iPhoneからのアクセスには、強制的にスマホ用ページが表示される

2年ほど前までは気にならなかったのですが、この2年、特に2013年になってからスマホからのアクセスが顕著に増えてきています。現在では、スマホからのアクセスの割合が5割を超えるサイトも珍しくありません。よって、ブログ運営をするなら、スマホからのアクセスは無視してはならないポイントになってきています。

ところが、さくらのブログではスマホ最適化に力を入れていません。スマホ用のテンプレートも色違いの超絶ダサいテンプレートです。しかもCSSしか弄れません(htmlは弄れない)。

ここまでは許せます。しかし、一番、問題なのはスマホ(iPhone)からアクセスすると、強制的にそのダサいスマホ用ページが表示されることです。ハッキリ言って、スマホ対策は下手にやるよりは放置して、そのままPC版サイトを表示させたほうが遥かにマシです。ユーザーはそれほどスマホ用ページを望んでいませんから。使いづらいくらいなら、PC版サイトを見せろよと思っています。

実際に、PC版サイトのままにしてもPV数はほとんど変わりませんが、中途半端なスマホページにするとPV数は減るのを確認しています。

キレイなテンプレートを提供する余裕がないのは仕方ないと思います。でも、せめて、スマホからのアクセスでも、PC版ページを表示させる設定を増やしてほしいですね。それくらいは技術的に簡単だと思いますし。お願いしますよ、さくらさん。

 

まとめ

現時点の、「スマホページを強制的に表示させる」仕様が変わらない限り、さくらのブログはあまりおすすめできません。逆に言えば、これさえ改善されれば、良いところばかりなので、有料ブログならさくらのブログでしょ!と言い切れます。

 これからの改善を期待しましょう。

  

YOGA TABLET (Lenovo) に感動した3つのことメモ

Lenovoから新タブレットPC「YOGA TABLET」の発表がありました。世間的に見れば僕は、いわゆる「Apple信者」なのですが、久々に他社商品で心が踊りました。

感動した点3つをメモ的にブログに残しておきます。

 

1,デザイン

一番、感動した点ですね。今までのタブレットPCは言葉は悪いですが、「iPadのパクリ」でした。サイズが少し変わるだけで、全部、長方形で平べったいタイプですね。

もちろん、iPadの完成度が高かったので、「パクる」しかなかったとも言えますが、独自のデザインに挑戦する企業努力を怠っていたとも言えるでしょう。

その点、YOGA TABLETは今までのタブレットPCとは一線を画するデザインです。平べったくありません。実際に手にしてみなければ、良し悪しは判断できませんが、新しいことに挑戦した点は無条件的に評価したいと思います。

これを期に他社も独自路線を進めていって、市場の競争を熱くして欲しいです。iPad型デザインに胡座をかいていられる時代は早く過ぎ去るべきでしょう。これからの発展に期待です。

 

2,期待させてくれたマーケティング

YOGA TABLETの発表がある前に、#BETTERWAYというキャンペーンがツイッターで行われていました。興味深い動画などが投稿されていて、何が起こるのがワクワクさせられました。こういうキャンペーンが行われると、情報が漏れやすくなるのですが、僕の知る限りでは、発表前に「ネタバレ」と言えるほどの情報は出回っていません。

ジョブズが天国に行ってからのAppleは、情報が垂れ流し状態で、発表があっても何の感動も覚えませんが、Lenovoの発表はすごく楽しみでしたし、発表後も感動しました。

 

3,「体験」を売ることで、安い!と感じさせてくれた

日本での価格は36800円前後です(10.1インチ16gb)。高級タブレットPCでもなく、「中華パッド」でもない、標準型の価格帯ですね。この価格は安いと感じました。

正直に言うと、スペックの詳細を見ていないので、技術的に適正価格なのかはよくわかりません。でもこれ、大事なことです。Lenovoがスペックをアピールしているのではなく、YOGA TABLETで味わえる「体験」をアピールしているからこそ、スペックが気にならないのです。公式ページを見たら、スペックではなく「体験」を売っていることがわかりますよ。

ギャラクシーもキンドルもネクサスもスペックゴリ押しの「男」の戦略で販売していたので、あまり興味が沸きませんでした。だからこそ、Lenovoの「体験を売る」という女子力の高い戦略は、ハートを揺さぶられます。俺、男だけど。

「体験」を売って、それを安いと感じさせてくれたタブレットPCiPad2以来です。本当に買っちゃうかもしれません。

 

 

デザイン、マーケティング、体験を売っていること、この3つが僕が感動したところです。YOGA TABLETの公式ページを見たら、これを読んでいるあなたも買いたくなっちゃうかもしれませんよ。僕みたいに衝動買いしやすい人は閲覧注意です。

>>YOGA TABLETの公式ページ

 

Google音声検索にも通じた発音法則―「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」

著者は脳科学者の池谷裕二。「はじめに」と「おわりに」の脳科学から見た言語に関する考察が秀逸。俺がいつまでたっても "R" と "L" を聞き分けられない理由も、韓国人が "ビル" と "ビール" を同じ発音だとか主張する理由も分かった。

 

生後2日~5日の赤ちゃんでも、正しい母国語と誤った母国語で左脳の反応が違ったとかいう、眉唾ものだけれど、興味深いエピソードも多数。最初と最後の数十ページだけで、目からうろこが足りなくなるくらい、新しい発見があった。

でも、肝心の本文は

 

ギンミスメデスン→Give me some medicine.

ケナイヘヴスムウワラ→Can I have some water?

ケニュテイカワペクチョ→Can you take our picture?

 

というふうで、ちょっと残念な感じ。なんだよ、ケナイヘヴスムウワラって。ダサすぎる。こんなんで通じたら誰も苦労しないよという。

まあでも一応念のため、冷やかし半分で、書いているとおりにグーグル音声検索で発音してみたら、なんと全部一発で認識してしまった。つーかお前、昔、俺が "I like you" と言ったら、"I hate you" と認識したくせに、こんなおつむが足りないようなカタカナ英語をなんで認識してるんだよ。まじでアイヘーチュー。

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面倒くさいから証拠写真は1枚だけ。

 

ちなみに自己流で発音した結果↓

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なんじゃこりゃ、ひでえ。マジでまじでアイヘーチュー。悔しい。

しかもこの本が凄いのは、単なるフレーズ集というわけじゃなくて、こういうときにはこう発音するというふうに、すべて法則化しているところ。ここは良い意味で科学者っぽい。

カタカナで表記されているのはダサいけれど、通じないより100倍マシ。てか本当に通じるとは思わなかった。義務教育で採用するべきだよ、この本(という月並みな宣伝文句)。

 

でもやっぱりこれで通じてしまうのは異様に悔しいわ。

 

アイライキューバットアイヘーチューな、読んで良かったけれど、読みたくなかった1冊。

 

 

追記

アイヘーチューと10回言ってから、本を数えると1さちゅ、2さちゅとなってしまうことに気付いた。

 

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則―ネイティブも驚いた画期的発音術 (ブルーバックス)

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則―ネイティブも驚いた画期的発音術 (ブルーバックス)

 

 

 

色彩を持たない多崎つくる(略 の感想にもならない感想

本屋で多崎つくるが平積みされているのを見て突然、「この流行という名のビッグウェーブに乗らなければ!」というミーハー魂が降臨。

と同時に、「1800円も払ってられるかボケ!」という乞食魂も降臨。

相反する命題(笑)を弁証法(笑)的に処理して、解決策を導いたところ、「立ち読みすればいいじゃん!」という天才的な結論に至った。

そこまでは良かったものの、一回読んだ程度で理解できるような頭脳は持ち合わせていなかったようで、再来週くらいには買ってしまっていそうな予感。

 

村上春樹の長編小説はノルウェイの森を読んでから苦手だったけれども、やっとなんとなくのなんとなく、良さが分かった気がした。

いくらでも誤読できるところが良いのだろうと。

伏線回収しないし。謎多いし。

 

そうやって誤読を繰り返しているうちに、テーマを噛みしめることができるんじゃないかなあと思った。

 

あとどうでもいいけど、多崎って「たざき」と読むのに気付けてよかった。ずっとたさき(濁音なし)だと思ってたー。

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

 

対偶パラドクス

「ある命題とその対偶は同値である」というのを数学の時間に習ったけれども、現実世界に応用するとアインシュタインもビックリなパラダイムシフトが起きることに気が付きました。次のイグノーベル賞はいただきです。

以下のとおり。

 

『人類皆兄弟』⇔『兄弟でなければ人にあらず』

:お花畑な平和思想が、KKKもドン引きな超排他的過激思想になります。

 

『時は金なり』⇔『金でなければ時間ではない』

:含蓄深い教訓が一瞬で、なに言ってんだこいつ的な意味不明の言葉に変わります。

 

『お客様は神様です』⇔『神でなければ客ではない』

:客に媚びたニコニコ顔の親父と頑なに客を拒む頑固親父は同一人物です。

 

ネタ元